第11回演奏会

2000.11.23.(祝)
秦野市文化会館
 大ホール
  
 
華やかな第10回の記念演奏会から、新しい10年の活動が始まりました。この頃から、服部正氏の
 ミュージカルは1年おきに上演するという進め方が確立してきました。

 第11回の演奏会は、新しい第一歩を歩み出す大事な演奏会になりました。
 選曲は、演奏会の成否を握る重要な判断になります。部員一同さまざまな議論を重ね、
 第1部には、これまでより技術的に難しい曲である「イルヴォート(誓い)」と藤掛氏の詩的二章を、
 第2部には佐藤容子さんの賛助をお願いし、佐藤さんの持ち歌であるジャンにスキッキの
 「愛しきお父様」を素晴らしい歌唱で、 
 そして第3部は、物語風の選曲にこだわり、鈴木静一先生の「朱雀門」という構成をつくりました。

 いずれも、第10回までの選曲・構成より充実した演奏会になりました。


第1部 詩的二章の第二楽章お祭りのシーンです。
左側に佐藤さん、右側に大うちわをもった工藤輝夫さん(第3部朱雀門のナレ)



 【第1部】

   ロマン的幻想曲「イルヴォート(誓い)」(ボッタキアリ)
   中条雅ニの詩による          (藤掛廣幸))
   マンドリンオーケストラの為の詩的二章
      一章 波と貝殻  二章 捨てた種

 【第2部】

   パラフレーズ「赤い靴」   (石渡勝)
   〜日本の四季〜
    春の小川/おぼろ月夜/茶摘み
    かもめの水兵さん/我は海の子/里の秋
    村祭り/冬景色
   〜佐藤容子さんの歌とともに〜
    冬の道(ウ゛ィウ゛ァルディ)
    歌劇ジャンニスキッキより「愛しきお父様」
     初恋/母さんの歌

 【第3部】
   
   音楽物語「朱雀門」     (鈴木静一)
       ナレーター工藤輝夫(劇団こゆるぎ座)
   
 <アンコール>  
 <エンディング> キャッツのメモリー

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指揮者: 第1,2部 水野和則
 第3部 河野直文
司会: 三浦由美子
ゲスト: ソプラノ 佐藤容子
ナレーション 工藤輝夫(劇団こゆるぎ座)


2000年
演奏会の記録
99年12月25日 うぐいすの家訪問演奏
00年2月19日  開成町教育委員会主催 マンドリン演奏会
    4月23日  神奈川マンドリンフェスティバル
    5月13日  足柄上病院看護週間演奏会
    7月 2日  厚木精華園訪問演奏
    9月10日  介護老人福祉施設たちばなの里訪問演奏

第12回演奏会

2001.11.25.(日)
秦野市文化会館
 大ホール

 第12回演奏会は、ミュージカルファンタジー「ナイチンゲール」を演奏しました。
 服部ミュージカルの4作目の演奏です。 この曲は、1972年に初演されてから、全く演奏されて
 いなかった曲で、これが本邦2回目の演奏になります。 
 登場人物も多彩なため、ゲストはソプラノ、テナー、バリトン、コーラスと多くの皆さんの参加を
 いただきました。 さらに、アンコールでは、ベートーベンの第九シンフォニーから歓喜の歌を、
 合唱付きで演奏するために、アルトの岡田三千枝先生の参加もいただきました。 

 この年から、一緒にやってきた指揮者の河野さんが、新天地を求めてクラブを去ることになり
 ましたので、指揮者は、ひとりになってしまいました。 指揮としては、多くのゲストへの気遣いや、
 全部の曲を練習しなければならないという重圧でなかなか厳しい年になりました。 
 その上、ベートーベンは、原譜に比較的忠実に演奏したので、大変厳しいアンコールになりましたが、
 なんとかやりとげることができました。



アンコールでベートーベン歓喜の歌終曲の演奏シーン



 【第1部】  

    主題と変奏       (ミラネージ)
    間奏曲          (ファルボ)
    小交響曲「ローラ」   (ラビトラーノ)
  
 【第2部】 
    TSUNAMI
    イタリアファンタジ
      オーソレミオ/帰れソレントヘ
       遥かなるサンタルチア/マンマ/カタリカタリ
    ティコティコ
    ジェラシー
    ラクンパルシータ
    イスパニアカーニ
    ふるさと
          
 【第3部】
   ミュージカルファンタジー「ナイチンゲール」
       原作:アンデルセン 
       構成・作詞・作曲 服部正
      ソプラノ/テナー/バリトン/ナレーター
       コーラス
 <アンコール>歓喜の歌 ベートーベン交響曲第九
 <エンディング> キャッツのメモリー
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指揮者: 水野和則 
司会: 三浦由美子
ゲスト:
 ソプラノ 佐藤容子
 テナー  西山毅啓、加藤雅彦
 バリトン 大塚博章
 合唱  秦野女声コール、秦野混声合唱団
 ナレーター 三浦由美子
 アルト (特別ゲスト)岡田三千枝


2001年
演奏会の記録
00年12月27日 ウグイスの家訪問演奏
01年 4月22日 神奈川マンドリンフェスティバル
   6月17日 スルガ銀行OB会総会アトラクション演奏
   7月1日  厚木精華園訪問演奏

第13回演奏会

2002.11.23.(祝)
秦野市文化会館
 大ホール
  
 
第3部を物語風の構成で演奏会を楽しんで頂こうという方針が定着してきた第13回では、
 隔年で演奏している服部先生のミュージカルに対して、どのような構成の演奏会にするかの
 アイデアが重要でした。 
 そして選ばれたのが、鈴木静一先生の「マッチ売りの少女」、さらに第2部では、「季節の中で」
 をメインテーマに秦野市内の方が創作された「オオタカの物語」を、春夏秋冬に構成して語りました。
 さまざまな曲を、小学生の安福もと子さんと、三浦由美子さんのナレーションで演奏いたしました。
 もと子さんのナレーションは、たいへん生き生きと、若々しくワカタカの情景を伝え、沢山の皆様
 から絶賛のお声をいただきました。


緑色のスカートのステージ衣装は、訪問演奏会でも、使っており、
演奏と同時に視覚的にも秦野MCを強く印象つける効果があります。
 各地での演奏の機会に、定期演奏会招待状の名簿登録を受付、毎回多くの皆様に登録いただいております。



 
 【第1部】

    山嶽詩            (シモーネ)
    麦祭り            (マチョッキ)
     1.夜明け 2.楽しき目覚め 3.麦の歌 4.祭りのあと
    トロイメライ         (シューマン)
    メリアの平原に立ちて  (マネンテ)

 【第2部】
    季節の中で
  <春>
    春よ来い/なごり雪
      Piano水野紀子 Cello荒川宏文
  <夏>
    勝手にシンドバッド/恋のバカンス/
    君といつまでも    Flute永野幸雄・大村真澄
  <秋>
    希望の轍/秋桜/恋人よ
     Mandolin渡辺香・岩渕淳子、鈴木ひとみ、岩瀬由美子
  <冬>
    雪の降る街を/寒い朝/ヘッドライトテールライト

 【第3部】

   アンデルセンの童話による音楽物語 
     「マッチ売りの少女」   (鈴木静一)
   劇楽「細川ガラシャ」     (鈴木静一)
   
<アンコール> ハンソンのクリスマスソングメドレー
<エンディング> キャッツのメモリー
指揮者:水野和則
 司会:三浦由美子  
ゲスト:
  ナレーショ
ン 安福もと子


  
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